モーラナイフの黒錆加工に初チャレンジ【Companion Heavy Duty MG】

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こんにちは、まーく(@mark_zerocamp)です。

先日、モーラナイフのカーボンスチールを購入しました。カーボンスチールは切れ味が良いかわりに錆びやすいという特徴があります。

そのため、巷では黒錆加工なるものをやるのが常識?とのこと。

というわけで僕も見よう見まねでやってみたので備忘録も兼ねて記事にします。

こちらはモーラナイフ(カーボン刃)の黒錆加工を実際にやってみた!という記事内容です。

目次

最初の1本として買ったモーラナイフCompanion Heavy Duty MG

アマゾンで購入

今回用意したのがこちら。

スウェーデンの老舗ナイフブランドであるモーラナイフのコンパニオンヘビーデューティーMGです。

いざネットで検索するとモーラナイフは種類が多く何を買えばいいのか悩んでしまいがち。そこで、比較的リーズナブルで実用性のあるコンパニオンシリーズを買っておけば間違いない、との助言をうけたのでこちらを購入しました。

スペック

品名Companion Heavy Duty MG
ブレード素材カーボンスチール
ハンドル素材ラバー
全長約22.4cm
刃の長さ約10.4cm
刃厚約3.2mm
重量約101g
僕が実際に買ってみたモーラナイフのスペックです

Companion Heavy Duty(コンパニオンヘビーデューティー)シリーズには、刃の素材がステンレスとカーボンの2種類あります。

それぞれに特徴があるので理解したうえでの購入しましょう。

ステンレスブレードの特徴
  • 錆びにくい
  • 刃こぼれしにくい
  • 手入れが楽
  • 研ぐのは慣れが必要
カーボンブレードの特徴
  • 切れ味が優れている
  • 研ぎやすい
  • 錆びやすい

ステンレススチールは扱いも手軽で楽です。一方カーボンスチールは使用後にナイフについた水や汚れを放置すると赤錆が発生してしまうため、手入れがやや面倒(友人曰く慣れればそんなに手間ではないとのことですが…)

このように錆びやすいという特徴を持つカーボンブレードですが、今回選んだ理由は純粋にカーボンの優れた切れ味を一度試してみたかったからです。

そして、赤錆が発生すると研ぎなおしが必要なカーボンですが、先に黒錆でブレードを錆びさせて赤錆を防いでしまおうというのが今回チャレンジしてみる黒錆加工というもの。

モーラナイフの黒錆加工にチャレンジ

さっそく黒錆加工に必要なものを揃えてやっていきます。

ステンレススチールでは黒錆加工ができません。必ずカーボンスチールで行うこと。

黒錆加工で用意するもの

用意するもの
  • モーラナイフ(カーボンスチール)
  • 紅茶パック(タンニンを煮出せれば他でも代用可能)
  • お酢
  • ペットボトル(容器は何でもOKだが洗って捨てれるペットボトルが最適)

必要なものはこれだけ。特別なものはありませんのでコンビニでも全部揃います。

さて、本題に入る前にざっくりと今回行う作業をまとめてみました。

STEP
ナイフをきれいに洗う

場合によっては研ぐ必要あり

STEP
かなり濃い目に紅茶を煮出す
STEP
紅茶にお酢を加える(2:8くらいの割合)
STEP
ナイフを浸ける
STEP
数時間待つ

最低でも3時間くらいがいいようです

STEP
完全に乾かす

硬化する前に触らないように

STEP
黒錆加工完了

あとは使うだけ!

手順1:ナイフをきれいに洗う(場合によっては研ぐ)

黒錆加工の前にナイフをきれいにしましょう。僕の場合は新品で未使用だったので食器用洗剤で軽く洗って水気をとりました。すでに赤錆がある場合は、1000番くらいの中砥石で研ぐといいです(今回は研ぐ手順は無し)

手順2:かなり濃い目に紅茶を煮出す

次はティーバッグを煮出します。

今回は5個使ってみた

水の量はナイフの刃が浸るくらいでいいので、今回の場合500mlくらいで煮出しました。

そのまま飲んだら胃が終わりそうな濃さ

煮出し完了。コーヒーのような色です。

画像では300mlくらい入れたところ

手順3:お酢を加える(2:8くらいの割合)

これにお酢を2~3割くらい加えると反応が。

今回ちょっとお酢を入れすぎて7:3(紅茶:お酢)になっちゃいましたがこのまま続行。

手順4:ナイフを浸ける

先ほどできた液体にいよいよモーラナイフを浸けていきます。

特に注意点はないですが、刃の根本まできちんと浸かるようにしましょう。ラバー部分に液体が触れても問題はありませんのでご安心を。

手順5:数時間待つ

反応が起きて変色した

一晩(7~8時間)浸けた結果、変色しました。

早速ナイフを取り出してみます。

見事黒くなりました!

最初と比べると…

かなり違いますね。イメージではもっと黒くなるのかなと思っていましたが、これは黒というかグレーですね。

手順6:完全に乾かす

乾かす前

無事、黒錆加工ができましたがまだ安心してはいけません。この状態だと完全に硬化していないので、しっかり乾かす作業が必要です。

そこで僕がおこなったことは、黒錆加工を施したナイフに水をかけて余分な液体を流すこと。

あんまり水の圧力が強いと影響でるかも?しれないということで弱めの流水で1分ほど流し、自然乾燥。ペーパーなどで拭くと拭き跡が残ったりするみたいなのでやめたほうが無難でしょう。

ちなみに乾かす工程はドライヤーなどで行う人もいるみたいですが、自然乾燥でも問題なかったです。

ポイント

黒錆加工が完全に硬化する前にペーパーで拭いたり手で触ると跡が残るので慎重に

モーラナイフの黒錆加工が無事できた

こんな感じで無事黒錆加工ができました。

実際にやってみて、思いのほか簡単だったので今後カーボンスチールのナイフを買ったらバンバンやっていこうと思います。

それでは!

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