パップテントってなんかカッコいい。

いつか欲しいなー
そんなことを思っていたところ、たまたま発見したテントに一目惚れ。
ポチってしまいました…
というわけで久しぶりにテントを購入してドキドキしている、まーく(@mark_zerocamp)です。
といっても予約注文?みたいな感じで発送は8月末なのでまだ手元には無いのですが…



毎日ワクワクしちゃってます笑
ちなみに注文したテントはZUKKというブランドの「MaggieTC」というパップテント。
このブランドもテントのこともたまたま知っただけなので、正直まだまだ分からないところもあります…。
そこで!届くまでまだ時間があるので、今回注文したテントでキャンプした気になってあーだこーだと妄想してみようかと思います笑
ZUKK(ズック)というブランドについて
ブランド名はZUKK。ズックと読みます。
ZUKKの公式Twitterによると、「2022年4月にスタートした東北・九州を拠点とするアウトドアブランド」とのこと。
つい最近できたブランドのようですね。
で、僕が個人的に気になったのが東北・九州の2拠点というところ。
私たちは、東北と九州の異なる2つの自然環境をベースにフィールドテストを繰り返し、そこから得られた気づきをもとに開発している日本発のアウトドアギアブランドです。
NORTH:中央を奥羽山脈が走り厳冬期には深い積雪となる東北
SOUTH:阿蘇山や桜島など多数の活火山を有し高温多湿の九州
引用元:https://zukk.camp/pages/zukk-story
なるほど。東北・九州はたしかに同じ日本でも気候などかなり違いますから、そこでフィールドテストをした製品であればある程度信頼できる品質になってくるでしょう。
これは理にかなっていると言えますね。
まだまだスタートしたばかり。これからに期待しましょう!
ZUKK公式サイト:https://zukk.camp/
ZUKKのパップテント「MaggieTC(マギーTC)」について


パップテントといえば、軍幕をルーツにした「戦場で雨風を凌げればいい」そんな無骨さが感じられる非常に単純な構造のテント。
2本のポールでテントを立ち上げ、キャノピー(前幕)使用時でもポールを2本追加した合計4本で立ち上げられるシンプルさ。設営は簡単ですが、天井が低いので居住性はあまりよくないというデメリットがあります。
しかしながら、キャンプブーム、そしてソロキャンプブームの人気に押されパップテントのような軍幕が近年は人気となっていますね。キャンプ場でもよく見かけるようになりました。
そんなパップテントの中でも現代風にアレンジされているのがMaggieTCでした。
なにこのデザイン?パップテントなのに3ルーム
見た瞬間に「これがパップテント??」と思わず言ってしまいそうなデザイン。
なんか左右ボコッと飛び出してますよね。
従来のパップテントは2本のポールで立ちあげますが、ポールの両サイドがデッドスペースになってしまいます。
その弱点を克服するため両サイドの空間を拡張し、さらに3ルーム化してしまったのがMaggieTCというわけです。
そりゃあ、こんな見たこと無い形になりますよ。



個人的にはこの後ろからの姿がコウモリ的な感じで気に入っています笑
MaggieTCのサイズ
この写真からも一般的なパップテントより大きいかなーというのはなんとなく感じますね。
せっかくなので3ルームの荷室それぞれのサイズを公式情報からみていきましょう。
メインルーム
横幅220cm×奥行き150cm
一般的なサイズのコット(190cm×65cm)であれば2つ並べても、横、奥行きともに20cm~30cmのゆとりがあります。
高さは130cmなので定番パップテントよりも20cm~30cmほど高い設計。圧迫感が減り全体的にゆとりのある大きさと言えそうですね。
とはいえ最近のパップテントは奥行きが200cmを超えるものや高さが160cm以上のものだったり大型のものもあるので、それよりは小さくメインルーム単体でみるとデュオが限界、少し広めのソロ用といった感じでしょうか。
サイドルーム
MaggieTCの最大の特徴であるサイドルーム。
メインルームだけ見ると最近の大きめパップテントより小ぶりですが、MaggieTCにサイドルームがあります。
このサイドルームのおかげで広々快適に使えると踏んで僕自身購入したので詳しく見ていきましょう。
上図はMaggieTCを上から見た図。サイドルームは横幅80cm×奥行き80cm×高さ85cm。
左右対象なので右も左もサイズは一緒ですね。
サイドルームに関しては人が居住するスペースとしては使えないので(少なくとも快適には過ごせないと予想)荷物置き場としての使い方が無難でしょう。
向かって右側が出入り口として使えます。ここのスペースにクーラーボックスとか置きたいですね。
反対側は薪ストーブを設置できる煙突穴があり、冬キャンプでの使用も想定。
冬以外なら完全に荷物置き場ですね。
サイドルームはどちらも荷物置き場にできるので、ギア少なめキャンパーなら夜間や外出する際に荷物をしまうのに不自由しないと思います。
これは便利かも?機能性を高める「ヒレ」
最初見たときなんなのかよく分からなかったこちらのヒレ。
実はこれ、キャノピーを閉じると正面に60cmのスペースができるとのこと。
この写真ではどのくらいのスペースかわかりにくいですが、情報によるとコンパクトなチェアやテーブル、クーラーボックスや焚き火台が置けるそうです。
先程のサイドルームだけでは荷物がしまえないかも…と不安になっていたキャンパーでもこれならなんとかなりそう?
この辺の実用性は実際に使ってみたらレビュー記事で詳しく書いていこうかと思っています。
素材はTCしかもオリジナル開発の生地
パップテントを買うならTC素材のものと決めていたので、MaggieTCを購入する決め手にもなりましたがどうやら普通のTC生地では無いよう。
TC素材といえば一般的に火の粉に強く、一方で水には弱いという特徴があります。
なので雨には注意しなければいけませんが、ZUKKのTC生地は撥水加工がされているようなので、上の画像のように水をしっかり弾いています。
このあたりはフィールドテストして検証してみないとほんとの性能面は分かりませんが、撥水加工がされているだけで安心感はありますね。
あと防カビ機能もあるので長く使っていけそうなテントです。
オリジナルカラー「オリーブブラウン」
先程からMaggieTCの写真をいくつか載せていますが、写真によってテントの色味が違うことにお気づきでしょうか?
これはZUKKオリジナルカラーの「オリーブブラウン」
時間帯や天候による日差しの違いでオリーブ色が強く出たり、ブラウン色が強く出たり、自然と調和した深みのあるカラーです。
ZUKK
個人的にはこの色、けっこう気に入ってまして早く実物をみてみたいところ。
MaggieTCでキャンプへ行った気になってみる
こんな感じでMaggieTCの個人的に気に入ったポイントを簡単に紹介してみましたが、このテントが手元に届くのはおそらく9月初旬。
そんなに待てないのでMaggieTCでキャンプをしている気になって想定キャンプ(妄想)をしてみます。
新緑なのに薪ストーブの煙突が飛び出している違和感笑
でも、いいですねー見た目が。
パップテントなんだけどパップテントっぽく無い、「んん??」ってなる感じが良い。
この前幕跳ね上げスタイルがスタンダードかな?
合計でポール6本使用するので組み立てが少し大変かもしれませんね。そもそもこの形状でキレイに立てられるのかどうか…。コツが必要そう。
あと僕の場合、ほとんどデュオ、たまーにソロなので一人で立てられないと困る。練習しないといけませんね。
前幕を跳ね上げヒレを閉じるとこんな空間もできちゃいます。
これでメインルームが取り外し可能で完全に幕としても使える、とかだったらもっと汎用性高かったんだろうなあ。写真を見る限りたぶん外せないだろうけど。
この状態でヒレの前側にレクタタープを片側下ろしなんてしたら、プライベート空間も確保できてめっちゃいい感じになりそう。
どうせならタープ下で焚き火もやりたいから、そうなるとTCのレクタタープが欲しくなりますね。物欲止まらん。
このように前幕跳ね上げでメインルーム(インナーテント)のメッシュを巻き上げておけば、擬似的にシェルターみたいに使えないかな?
インナーがグランドシート一体型だからシェルター感無いか…?
とはいえ結構いろんなアレンジ(跳ね上げ、巻き上げ、全張り出しetc)で楽しめそうなので早く使ってみたい。
そうだ。忘れてはならないのがMaggieTCは名前の通りTC生地です。つまり、薪ストーブが使えるということ。
これはもう少し先の話になりますが冬用装備は薪ストーブ以外は揃ってるので、いよいよ薪ストーブデビューも近いかも…?
過去に北海道の真冬1月に日中マイナス10度、就寝時マイナス20度の中キャンプをしたことありますが、持っていった石油ストーブじゃ全くもって太刀打ちできませんでした笑
薪ストーブとTCテントなら少なくとも日中は快適になる…はず?
楽しみが増えた。
というわけで、キャンプを想定(妄想)と言った割にはだいぶあっさりした感じでしたがひとまず満足しました。
MaggieTCの気になる点
いいところばかり列挙してましたが、正直気になる点もいくつかあります。
メインルームのインナーテント?は分離できないっぽい
先程もチラっと書きましたが、たぶんインナーテントは分離不可だと思われます。
分離できればより汎用性(例えばシェルターとして)などさらに高くなったでしょう。
分離できるのであれば公式サイトの商品ページに記載があるはず。それが無いのでこれは実際にテントが届いたら確認してみます。
メーカーサポートが不明・修理は基本不可
初期不良の場合は返品・交換対応。
既存のブランド・メーカーであれば破損した場合はたいてい修理もしくはパーツ交換などで対応してくれますが、ZUKKに関しては新興ブランドのため現時点(2022年8月)では修理サポートは受け付けていないようです。
このあたりは、腹をくくるしかなさそうですね。
ひとまず壊さないように気をつけねば。
まとめ
新しいテントを注文して嬉しくなりこんな記事をあげてしまいましたが、いかがだったでしょう。
使ってみないことには分からない未知数な部分が多いですが、もうしばらく楽しみに待ってみようかと思います。
あとは休みの日に天気が良いことを祈ります笑
それでは、ありがとうございましたー。